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これぞ日本の宝・珠玉の浮世絵名品展―川崎・砂子の里資料館
―師宣・政信・春信から北斎・広重までー
9月1日から17日まで開催しています。今月で川崎砂子の資料館は建て替えの為一時休館になります。各新聞にその旨の報道が載ったようで初めて見る人の多さです。普段は私一人やパラパラとお見えになるだけでしたが大きな展覧会のような人混みで前に進めません。
今回の展示は鈴木春信・鳥居清長・喜多川歌麿。東洲斎写楽・葛飾北斎・歌川広重の6人衆に星川師宣・鳥居清倍・清満・奥村政信・礒田湖龍斎・勝川春草・春好・歌川派の祖歌川豊春、広重の師匠豊広・国貞・国芳の師匠豊国など浮世絵の絵師のオンパレードです。
狭い会場に沢山の作品が展示してあり16年間のお別れの展示になっています。個人的には鳥居清長の「女湯」鈴木春信の「風流やつし七小町」のミニ屏風に貼った作品です。
ありがとうございました。新しい会場を楽しみにしています。
上野噴水広場、清水堂など噴水広場はイベントの広場で色々開催される。今回は遠目からは青森のねぶたのように見えたが御輿の上は全く違う。この周りには模擬店が陶芸、絵画のTシャツなどの芸大学生などが販売している。
清水堂は天海僧正が江戸城の鬼門として比叡山を習い東叡山寛永寺を創建、その後京都、琵琶湖などに倣った今回の清水堂、清水寺と同じように舞台もある。目の前の不忍池には琵琶湖・竹生島の倣った弁天堂もある。
清水堂には広重の名所江戸百景に出てくる松の月が復元されている。
清水堂でも御朱印を戴いた。
公園入口の西郷さんの銅像裏にはひっそりと彰義隊の墓がある震災で倒れたり欠けたりしたが。お参りの人は少なく西郷さんとは対照的です。
2階の8室は安土桃山から江戸時代までの絵画、書を展示しています。今回の展示は9月19日まででその後入れ替えます。
江戸時代の池大雅の「寿星・此君・隠逸図」の3幅
長寿を象徴する寿星、此君は竹を愛する、隠逸は菊を愛する。
中島来章の「遊鯉図」夏の涼しそうな絵で掛ければ部屋が涼しくなりそう。
「槙図屏風」尾形光琳の2曲1隻、当初は金箔が生えていたんだろうと思うが今の状態だと余りきれいでない。
扇では琳派の尾形光琳の仕丁図扇面
尾形乾山の美容図扇面、光琳の弟で絵も有名だが陶芸が有名。
酒井抱一「武蔵野図扇面」尾形光琳から100年後の江戸琳派、姫路藩主の弟。俳諧も有名。
http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=4635
8月30日から9月25日までの展示は武者絵で有名になった歌川国芳の作品を中心に展示。ガラスケースは木曽街道シリーズ、歌麿などの3枚、4枚綴りなどを展示しています。
肉筆画で懐月堂度繁の遊女立姿図、このスタイルは多くの絵師が描き菱川師宣が一番多くこの絵を見ると瞬間に師宣を思い描いてしまう。
重要美術品鈴木春信見立竹林七賢、竹林の七賢人を見立て美人画
鳥居清長の子寶五節游・重陽
歌川国芳の通俗水滸伝豪傑百八人このシリーズ物で大ヒット。刺青もブームに。
歌川国芳の得意のひとつ何人人がいるか?
歌川国芳の大願成就有ヶ滝縞・山風
木曽街道は六十九次で溪斎栄泉と歌川広重の共作で溪斎の21景追分宿浅間山眺望、広重の22景小田井。好みがありますが何方の作が?溪斎は武士の出で風景画の名手。
国芳の師匠歌川豊国の赤蔦屋忠次郎3枚綴り
日本の貨幣―富本銭から大判・小判まで
本館14室月25日まで
日本における金属貨幣の初期は「富本銭(ふほんせん)」の飛鳥時代、その後銅貨が発行されましたが鎌倉時代・室町時代はもっぱら中国製の銅貨が流通。
戦国時代には各地の大名が領内で使える、褒美に使用する金、銀貨が作られた。豊臣秀吉の時代に大判が登場、江戸時代に徳川幕府が貨幣制度を統一し渡来銭は使用を禁じられました。
教科書で勉強したはずですがもう縁のない大判・小判の事ですっかり忘れていました。小学生と一緒に勉強しました。でも私にはお金だけにやはりエンがない。
東京国立博物館夏休み美術の裏側探検
8月28日まで本館特別2室 お子さんと一緒に楽しめるアイデア一杯の企画です。
浮世絵では裏、表どちらでも見られる浮世絵。薄い和紙の両面に木版で摺って輪郭線が両面ともピッタリ合って表からも裏からも綺麗な姿を描いています。裏も大変美人に。
扇子では裏と表で朝と夕方の絵が描かれている。表は朝顔が咲いて夕方は朝顔がしぼんでいる図。かがみは光を当てると壁に反射して文字が浮かび上がる魔鏡。裏側の文字が浮かび上がる秘密など。
地蔵さんのお腹の中には文字が、銅板から打ち出して菩薩を打ち出す。
見えている部分だけでなく美術は裏側にも技術など素晴らしい。
東京国立博物館本館 8月2日~9月11日まで展示。
森の仙人 平櫛田中作
川村清雄の形見の直垂(虫干図)
梅原龍三郎「裸婦」
速水御舟「京の舞妓」 小林古径「出湯」
横山大観「五柳先生」
国立西洋美術館今回はドイツの銅版画で良く解らいと入りたいけどどうしようか迷っているおばさまたちが居た。此処の常設展はモネなどがあり素晴らしいですよ、そして企画展より常設展は安いですよと囁きた。おばちゃまたちは喜んで入館していった。
上野動物園の脇に上野東照宮がある。ご祭神は当然徳川家康、そして8代将軍吉宗、15代将軍慶喜の三人が祀られている。参道は多くの大名により寄進された灯籠が並んでいる。
元々はこの地は藤堂高虎の屋敷があったがそこを藤堂高虎が造営、現在の本殿は家光が造営している。上野で2つ目の御朱印を戴いた。
今月の展示は形の変わった浮世絵を展示したり盆踊りや川遊びなどと納涼の風俗を描いた作品や金魚など夏らしい浮世絵を展示しています。8月2日から8月28日。相変わらずボケピンですが。
喜多川歌麿の「橋の上下」6枚綴り
鈴木春信「屋形船に乗り込む美人」 鳥居清長「舟遊び」
歌川国芳「金魚つくし・百物語」「金魚づくし・さらいとんび」
歌川広重「月下木賊に兎」 喜多川歌麿≪隅田川宵月の舟遊び」
川崎の小田急向ヶ丘遊園駅から徒歩15分の生田緑地内にある岡本太郎美術館で鉄道関係の展覧会が10月10日まで開催中です。
岡本太郎は山陽新幹線岡山駅の壁画「躍進」をつくり国鉄民営化記念の公式メダルのデザインをしたりと鉄道にも関連があると言う事で色々な鉄道の分野の人の作品を展示しています。
私はこの美術館は初めて来ました。JR南武線で登戸駅で小田急線に乗り換え1駅の向ヶ丘遊園駅から徒歩15分と言う事でしたがこの生田緑地がものすごく広くそれの奥にあるので緑地入り口から15分は掛かりました。
美術館は岡本太郎氏の常設展と企画展会場があります。企画展では三代歌川広重の鉄道浮世絵、小林清親、鉄道のポスターでは伊東深水のものは初めて見ました。切符類はほんの少しで岡本太郎の太陽の塔が描かれたきっぷ等、汗をかきかき遠い所へ来ましたが残念ながら私の興味の鉄道物はなかった。救いは山口晃氏の絵が見られた事です。
途中には広場にD51,ブルートレインが置いてあります。美術館の途中には日本の民家園として20超えの古民家が全国から移築されています。坂の中にあるのでほんの少し見て出ました。
美術館の奥にはゴルフ場もあるようです。今回は川崎・砂子の里資料館の浮世絵が出展していてそこから招待券を戴いたのでお邪魔しました。
両国の相撲博物館では8月10日まで力士の絵画、書など多芸な力士の作品が展示されています。
元水戸泉(錦戸)ぶつかり稽古、三保ヶ関親方(父)心技体、息子の歌が上手い元増位山(息子)花と巡業、北の湖親方の富士山の「雄大」元若の里の奇跡の一本松、日馬富士の富士山を描いた「春」など素人裸足の絵画が並んでいます。
太刀山峰右衛門の富士山の墨絵に手形、稲妻雷五郎の相撲訓に色彩豊かな絵の掛け軸、双葉山の剛健と言う書、元理事長の栃錦の「和」という書、色紙では元琴桜の元弟子の琴剣なみのイラスト入りの書、墨絵では不知火の「竹」などどれも立派です。変わった所では元北桜のビーズ作品、身体の大きな親方が小さなビーズ作品を作るなんて想像しただけで笑ってしまいます。
今回行司さんは無いですが相撲文字を書いている行司さんですから旨いので展示していないのか。展示は無いですがこの他陶芸などもなさる力士や親方も居ます。一芸に秀でると他も上手なんでしょうか。
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