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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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 鉄道フェスタが雨で多くの人が並び日比谷公園内の図書館へ何かやっているかと雨宿りを兼ねて訪問。

 

運よく鳥羽絵、ポンチ絵、遊び絵など浮世絵のジャンルの展示でした。ユーモアあふれる遊び絵は影絵、国芳の人を重ねたそれこそ人を食った絵。

  

「浮世よし津久志」よしとは良い事。この世に「よし」という言葉が溢れている。色々な由が描かれている。国芳自身の絵も猫を抱いて描かれている。

 

浮世絵マンガとしては歌川広景が有名です。「青物魚軍勢大合戦」などは安政のコレラ大流行にコレラに係りやすい食物・魚と係りにくい青物(野菜)との戦いを描いている。実際は幕府内部の一橋派と南紀派(みかん太夫)14代将軍の家持を描いている。しゃち太子は一橋慶喜の皮肉な擬人画。

 


吹き出しは心の内を描いている。

 
明治になり最後の戯画錦絵が描かれている。

大正・昭和には現代に通じる雑誌。漫画のスタイルが。

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大田区馬込の龍子記念館では12月18日まで昭和期の龍子作品を展示しています。再興日本美術院を脱会し自らの美術団体「青龍社」を昭和4年に設立し亡くなる前年まで毎年秋の青龍展を開催して行きました。

 

龍子と言えば会場主義、日本画は床の間芸術で一部の人が楽しむような物から多くの人が見られる大きな絵で楽しむと言う主義で百貨店の大きな会場で開催していきました。

 

今回の出展は最初に再興日本美術院展に出展した「竜安泉石」4曲1双の竜安寺の有名な石庭を描いた作品から始まります。やはり大正末期の「使徒所行讃」源義経=ジンギスカンからの「源義経」などの大きな作品が続きます。

 

「都会を知らない子等」はSLを大きく描き子供たちが無邪気に列車ごっこをしている作品ですが龍子が東京へ行ったことがあるかと質問すると東京は食べる物がないという答えが返ってきたがその言葉尻がずらとあるので静岡、伊豆あたりだろうか。

 

相変わらず大きな絵で当目から見るのに適している。10月6日は台風一過で東京も31度を超えて館内は冷房が効いて気持ちが良く暫くソファで涼んでいた。一般200円、65歳以上入場無料。月曜休館。

 

午前10時、11時 午後2時の3回、記念館の前の龍子のアトリエツアーをスタッフが案内しています。此れも無料。

 

台東区では30年以上にわたり東京芸大のとの芸術・文化交流の一環として若手の芸術家の育成支援を目的に学生の卒業作品を収蔵しているそうです。

 

作品は法隆寺金堂壁画・敦煌莫高窟壁画の模写が中心ですが日本画・銅版画など。美術館にはオークラのレストンが入っていますが年金暮らしの身では学食が似合っていると言う事で此処にお邪魔すると学食のお世話になっています。

 

天海が琵琶湖に倣い不忍池をつくり竹生島に倣って中之島に弁財天を祀る弁天堂を作らせた。その弁天堂で御朱印を戴きました。

 

はすは足高に湖面を埋めています。此処のは駅伝の元祖と言っていい碑があります。大正6年此処から京都までの駅伝が始まった。此処は明治の時代には競馬場もありました。

メインは琳派で本阿弥光悦・俵屋宗達(江戸初期)が創始し尾形光琳・乾山兄弟(江戸中期)によって発展し酒井抱一・鈴木其一(江戸後期)が江戸で定着させた。光琳の時期から100年後に江戸の地で琳派の再興を図ったのが酒井抱一, 姫路藩の次男でしたが出家して俳諧や絵画で開く。

 

8室書画の展開のコーナーでは酒井抱一の「夏秋草図屏風」はこれが裏なのか表は俵屋宗達の「風神雷神」が描かれている。

扇面散屏風は宗達派の作品だそうです扇に描かれそれを60点切り貼りした作品。

お酒が好きな酔った李白を描いた「酔李白図」池大雅作。

今回は7室(屏風と襖絵―安土桃山から江戸ー)のコーナーでは俵屋宗達の秋草図屏風。

 

本館18室(近代の美術)

映りが悪く見にくいが菱田春草の代表作「微笑」釈迦が弟子たちに仏教の心理を伝えた場面。


「芦辺遊鴨」荒木寛畝、横山大観の「五浦の月」

明治42年東宮御所(現赤坂離宮)として建設された迎賓館の花鳥の間の壁面に飾られた七宝焼きの花鳥画の下絵。12枚画家は日本画の荒木寛畝、渡辺省亭。


本館特別5室「平安の秘仏」1

滋賀甲賀市の天台宗らく野寺にある20体の重要文化財に指定されている平安時代の仏像が寺外で初めて展示された特別展。

 

重要文化財では日本最大の十一面観音菩薩像高3.12m、20体が重要文化財があるお寺も珍しい。あまり仏像は興味がないが此れだけ見ると迫力がある。

東京国立博物館本館http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=hall&hid=12HP

 

 

 

 

今月の展示は927日から1023日まで、展示は浮世絵の基本であるモチーフの美人画です。またショーケースの中はいつもの風景画で毎月順番に展示している木曽街道六十九次で今回は長久保まで。同じ広重の近江八景の内四枚展示されています。(唐崎夜雨・瀬田夕照)

懐月堂度辰の立美人図、古山師政の括り猿持つ娘

 礒田湖龍斎の雛形若菜初模様シリーズの山しろや内からはま

喜多川歌麿の若松屋内若鶴,当世女風俗通・江戸芸者 彫師の髪一本一本神業に彫られている。

鳥文斎栄之の風流七小町・あらひ 栄之は多くが肉筆画で錦絵から色のつかない浮世絵も粋で当時は流行った。カラー写真の中の白黒写真みたいに。

国芳のはやくにげたい、喜多川式麿の手を拭く美人図


歌川国政の三味線の糸替え


美人は鶴に乗るのか奥村利信、宮川長春

 

 東京国立博物館本館浮世絵コーナーhttp://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=4803

没後150年のシーボルトが構想した日本博物館の再現と言う展示で116日まで開催中。

 

高砂部屋の千秋楽打ち上げパーティは国技館の裏、江戸東京博物館の並びのホテルなので早めについたので時間つぶしに見学をしました。尤もシーボルトは余り個人的には好きではないし北斎にオランダ商館長に肉筆画を頼まれたがシーボルトも私もと頼まれたが、シーボルトは作品を受領しても支払いがなく娘が催促するとただ同然の支払いになった。

 

シーボルトコレクションの絵画、地図、漆工芸、再来日時の日記にみえるコレクション、シーボルトの日本博物館構想。時間もなく慌ただしく見歩いた。30分位なのでまた両国へ来たら見直そうと思う?。

明治に活躍した豊原国周(くにちか)、当初は豊原周信に弟子入りしその後歌川国貞(三代豊国)に弟子入り。変わった人だったようで引越しを繰り返し離婚再婚は数知れず大酒のみ、飽きっぽい性格で物事金銭には執着しないといった個性的?

 

同時期には国芳の弟子で芳年がいる。国周の弟子には周延などがいる。今回の展示は中野区立歴史民俗資料館の館蔵だそうで各区の資料館博物館には結構浮世絵が収蔵されている。

  

今回この資料館は初めてで西武線沼袋駅も初めて降りた。結構下町の商店街が伸びている。食堂もメニューを見ると安い。

 

役者白波当立者


筑紫巷間浪白縫 中村芝翫の倉橋重太郎・尾上菊五郎の毛谷主水・沢村納舛の愛妾お秀・坂東彦三郎の栗山大膳。


黒手組助六 岩井半四郎の揚巻・市川團十郎の黒手組助六・片岡我童の鳥居新右衛門。


白波五人男


展示点数は川崎の資料館と同じくらいで50点ぐらい。

どうも歌舞伎は解らなく多くの十八番の演目がプロマイド宜しく役者絵で展示しています。私は歌舞伎を知ろうと国周の浮世絵を何枚か持って勉強しようと思ったが未だ歌舞伎座にも行っていない。

10月9日まで開催、入場無料、ストロボをたかなければ写真OK

 

名前だけ知っている哲学堂が近くにあると言う事で散策がてらに行きました。現在は公園になっています。哲学館大学(現東洋大学)創立者井上円了が精神修養の場として哲学世界を視覚的に表現し哲学や社会教育の場としたことが始まりだそうです。

公園に点在する77場を散策することにより哲学を理解する上で必要な概念が学ぶことが出来るようです。帰りは歩き疲れたのでバスが来たので江古田行きで西武線に乗り池袋から帰宅。

歴史的には良く解りませんが織田信長、豊臣秀吉、長曾我部元親など戦国の大名が相撲を取らせたり自身が取ったりしたようです。

 

江戸時代諸藩でお抱え相撲が姿を現す。数30藩を超えたようです。藩の印紋を化粧まわしにしるし藩の名誉のために土俵に上がった。またお抱え力士には士分になり二本差しが許された。

 

有名なのは松江藩松平家の雷電、鹿児島藩12代横綱陣幕久五郎など明治になると廃藩置県で段々消滅していきます。

 

今回は力士がメインですから浮世絵、相撲絵が沢山展示されています。浮世絵は多く展示している所がありますが相撲絵は少ない。10月21日平日開催、無料。(但し本場所中はチケットが必要)相撲博物館展示
http://www.sumo.or.jp/KokugikanSumoMuseumDisplay/wrap

山種美術館は恵比寿からだらだらと広尾に向かった坂の上にあり夏の暑い時期は普通の展示なら行かないが浮世絵なので今日あたりは涼しいかと思って行ったが湿度が高く結局大汗をかいた。

 

開館50周年記念特別展で山種の自前のコレクションだそうです。六大絵師、鈴木春信・鳥居清長・喜多川歌麿・東洲斎写楽・葛飾北斎・歌川広重の6人。

 

しかし錦絵を考案した鈴木春信3点、8頭身美人の鳥居清長3点、美人画の喜多川歌麿2点、中々作品が少ない東洲斎写楽3点、葛飾北斎1点、歌川広重保永堂版東海道五十三次扉含め56点近江八景6点他に江戸名所百景他4点。六大絵師以外には奥村政信・鳥居清倍・勝川春章・春好・写楽の時代の歌川豊国など全86点。

 

歌川広重の保永堂版前揃えで初版もあり今回の展示の目玉は広重作品、写楽の3点だった。1年に一回は東海道は見られるし1200円の入場料に?平木浮世絵の綺麗な作品を見ているので優良品と言う中ではイマイチだが初版は久々に見た。文句ばかり言っているが鈴木春信の3点は美品で初めて見た作品だった。29日まで開催。


今日は時たま小雨が降るぐずついた天気でしたが11時の歯医者の予約があるので出かけた。今日は待たないですんなりできた。

 

そこで今日から始まる平和島流通センターの骨董市へ行くか、明日で終わる川崎・砂子の里資料館へ行くかで悩むが大森の歯医者から菩提寺に参拝して京急梅屋敷駅前の自転車置き場で預けて川崎へ向かう。

 

川崎砂子の里資料館は小雨交じりだからお客は少ないかと思ったが前回お邪魔したのと同じ大勢の人。そして斎藤館長が嬉しそうに前回と同じようにギャラリートークをしていた。もう解説を聞くためにお客は動かない。

 

ギャラリートークは終わったが狭い会場に多くの人が滞留していて後ろから見たい作品だけ鑑賞。此処まで来たのだから映画でも見ようかとチネチッタに向かう。

 

「怒り」は明日かでら、「君の名は」は始まったばかりで2時間近く待たなくてはで残念がら帰宅。来週は映画三昧になるかも。アナログ人間なのでスマホは持っていないので外出中検索が出来ない。

 

帰りの京急の車内ではどう見ても私より上のおばさんが目を細めてスマホを見ていた。凄い人は居る物だと感心して暫く見ていた。他にもそういう人がいる。落ち込まないが皆凄いです。

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