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6b896a62.jpeg東京国立博物館の本館は日本ギャラリーとなっています。大体毎月お邪魔します。とても広いですから見るのは2階の浮世絵と衣装、時間が有ると禅と水墨画、国宝室、1階の近代美術位です。
 
これでもたっぷり2時間は掛かります。今回は6月25日から7月21日まで開催の歌川国芳の出世作「通俗水滸伝豪傑百八人」が出展していると云う事でプールが終わった午後から出かけました。
 
7490b4d8.jpeg3b4a4a85.jpeg美人画風景画と色々描いてはいましたが鳴かず飛ばずの国芳が両国の版元加賀屋から出した水滸伝が大当たりして武者絵の国芳と云われるようになり以後大活躍をします。その元になった絵です。
 
895f4118.jpeg7f24c727.jpeg6e03e0e0.jpeg解説によると水滸伝は中国の北宋末期に世間からはじき出された好漢たちが梁山泊に集結し悪徳官吏を打倒し国を救う物語で108人の物語。浮世絵は文政10年から天保7年まで発行され現在確認されているのは74図。
 
今回の展示は昨年寄贈された64図のうち38図を展示されています。中々見応えのある浮世絵ですが水滸伝の話が良く解っていない為名前が出ていても良く解らず。
 
fc3e1271.jpeg5b4aa8ef.jpeg043890b4.jpegaf5db625.jpeg久しぶりのトーハクでしたので1階の近代美術も覗きました。何と川瀬巴水の「東京12題」が展示されています。いやぁ逢った事がない人ですが何となく馬込に住んでいたと云う事で大田郷土博物館で昨年見て以来で懐かしくも嬉しくなりました。
 
木場の夕暮れ、五月雨の降る山王、雪にくれる寺嶋村、駒形河岸、品川沖などの版画を楽しめました。やはり色々顔を出すもんですね。たまに良い事が有ります。
 
東京国立博物館は本館、東洋館、殆どが国宝、重文の法隆寺宝物館を全部見て600円です。企画展の平成館は別料金。600円で全部は1日では廻れませんが見たい所だけ廻っても安い料金で日本が解ります。
 
今日は日本人より外国人が圧倒的に多く、写真も取れますので鎧や刀のコーナーは凄い人です。
http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=hall&hid=12

 
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