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昨日は新宿歴史博物館の落合散策ツアーに参加しました。昨日に1日の行動を書きましたが忘れないようにざっと書きます。
新宿歴史博物館では年に数回区内散策を実施しているようです。今回は「平塚運一と目白文化村」を中心に約3時間散策をしました。
今回の集合場所は都営大江戸線落合南長崎駅A2出口でした。この所aibikiさんの故郷、区民フェスタでの長崎のお土産と何となく長崎が絡みます。近くには西武池袋線の東長崎駅もあります。沿革は分かりませんが長崎と区別する為東長崎、南長崎があるようで北、西はないようです。
20名位の参加で2つの班に別れ案内をして頂きました。棟方志功が先生と呼んだ版画家平塚運一が今回のメインです。私は平塚運一の名前は知りませんでした。落合は江戸時代より散策の地で浮世絵「落合の蛍」や江戸名所絵図などにも描かれているようです。
平塚運一は日本創作版画の生みの親と言われ明治38年島根県松江市生まれ102歳の生涯を版画にささげた木版画画家だそうです。昭和3年~昭和15年まで日本各地で版画講習会を開き多くの版画家を育成し棟方志功もその一人だそうです。
昭和37年から30年間アメリカ、ワシントンDCで生活し「裸婦百態」「裸婦鏡」などで有名になったようです。平成7年に帰国し百歳展を開催、この落合のアトリエで102歳の翌日に亡くなり、今回参加の方に親戚の方がいて丁度今日、11月18日が命日だそうです。
アトリエの中は誰も住んでいなく見学もできず高い塀の中の木々に埋もれている感じです。中には収集した古代瓦が沢山ありこのアトリエも瓦乱洞(がらんどう)と呼び門には薄くなっていますが仏教版画の仲間の会津八一が書いたそうです。
自性院へ行く途中に「岩崎版画」があります。岩崎浩三さんが此処では教室も開いています。店内にはひげ面の平塚運一の絵や近隣の風景、西武が分譲した目白文化村の家々などの版画が展示されています。また此処は店舗の半分は蒲団屋さんです。
岩崎版画のすぐ先が自性院です。此処は平塚運一のお墓があります。また猫地蔵で有名なお寺さんです。真言宗 西光山 無量寺自性院です。太田道灌が江古田ヶ原の戦いの時日が暮れて道に迷った時一匹の黒猫が道案内をして草庵に1夜を過ごし江戸城に帰城出来ためその後も黒猫を大切に飼い、死後も供養の為その草庵(自性院)に地蔵尊を奉納したと伝えられています。毎年2月3日節分の日に開帳されます。今回は特別のようです。
目白文化村は昭和初期、現コクド(箱根土地㈱)が中落合2丁目から4丁目に分譲した高級分譲地です。大田区の田園調布と同じような「電気、ガス、水道、完全下水、電話」完備の分譲で購入者は会社役員、学者、軍人、医者、作家、画家など錚々たる人たちのようです。
此処では佐伯祐三のアトリエは新宿区立として保存展示されています。また外観だけでは渡辺玉花邸などがあります。残念ながらこのお二人の名前も初めて聞きました。
細い道をくねくね廻り最後にアダチ版画研究所へ。此処は目白から来た方が分かりやすい版画工房です。この工房は1度訪れています。伝統木版画の技術者養成所も兼ね広重の浮世絵などの復刻を出しています。此処は彫師、摺師が昔ながらの技法で行なっています。私の持っている広重が世に出るきっかけになった「東都名所」10枚も此処の復刻版です。
地下の説明を受けた場所はギャラリーになっていて「歌川国芳」展を開催しています。入場無料、版画の販売もしています。
約三時間、私より年上の方々で新宿にお住まいの方が多かったですがのんびり初めての落合を散策が出来ました。また新宿歴史館では所蔵している平塚運一と落合の版画家展を来月12月10日~24年2月5日まで開催される予定です。
入場料無料、詳細はhttp://www.regasu-shinjuku.or.jp/?p=372
新宿歴史博物館では年に数回区内散策を実施しているようです。今回は「平塚運一と目白文化村」を中心に約3時間散策をしました。
今回の集合場所は都営大江戸線落合南長崎駅A2出口でした。この所aibikiさんの故郷、区民フェスタでの長崎のお土産と何となく長崎が絡みます。近くには西武池袋線の東長崎駅もあります。沿革は分かりませんが長崎と区別する為東長崎、南長崎があるようで北、西はないようです。
20名位の参加で2つの班に別れ案内をして頂きました。棟方志功が先生と呼んだ版画家平塚運一が今回のメインです。私は平塚運一の名前は知りませんでした。落合は江戸時代より散策の地で浮世絵「落合の蛍」や江戸名所絵図などにも描かれているようです。
平塚運一は日本創作版画の生みの親と言われ明治38年島根県松江市生まれ102歳の生涯を版画にささげた木版画画家だそうです。昭和3年~昭和15年まで日本各地で版画講習会を開き多くの版画家を育成し棟方志功もその一人だそうです。
昭和37年から30年間アメリカ、ワシントンDCで生活し「裸婦百態」「裸婦鏡」などで有名になったようです。平成7年に帰国し百歳展を開催、この落合のアトリエで102歳の翌日に亡くなり、今回参加の方に親戚の方がいて丁度今日、11月18日が命日だそうです。
アトリエの中は誰も住んでいなく見学もできず高い塀の中の木々に埋もれている感じです。中には収集した古代瓦が沢山ありこのアトリエも瓦乱洞(がらんどう)と呼び門には薄くなっていますが仏教版画の仲間の会津八一が書いたそうです。
自性院へ行く途中に「岩崎版画」があります。岩崎浩三さんが此処では教室も開いています。店内にはひげ面の平塚運一の絵や近隣の風景、西武が分譲した目白文化村の家々などの版画が展示されています。また此処は店舗の半分は蒲団屋さんです。
岩崎版画のすぐ先が自性院です。此処は平塚運一のお墓があります。また猫地蔵で有名なお寺さんです。真言宗 西光山 無量寺自性院です。太田道灌が江古田ヶ原の戦いの時日が暮れて道に迷った時一匹の黒猫が道案内をして草庵に1夜を過ごし江戸城に帰城出来ためその後も黒猫を大切に飼い、死後も供養の為その草庵(自性院)に地蔵尊を奉納したと伝えられています。毎年2月3日節分の日に開帳されます。今回は特別のようです。
目白文化村は昭和初期、現コクド(箱根土地㈱)が中落合2丁目から4丁目に分譲した高級分譲地です。大田区の田園調布と同じような「電気、ガス、水道、完全下水、電話」完備の分譲で購入者は会社役員、学者、軍人、医者、作家、画家など錚々たる人たちのようです。
此処では佐伯祐三のアトリエは新宿区立として保存展示されています。また外観だけでは渡辺玉花邸などがあります。残念ながらこのお二人の名前も初めて聞きました。
細い道をくねくね廻り最後にアダチ版画研究所へ。此処は目白から来た方が分かりやすい版画工房です。この工房は1度訪れています。伝統木版画の技術者養成所も兼ね広重の浮世絵などの復刻を出しています。此処は彫師、摺師が昔ながらの技法で行なっています。私の持っている広重が世に出るきっかけになった「東都名所」10枚も此処の復刻版です。
地下の説明を受けた場所はギャラリーになっていて「歌川国芳」展を開催しています。入場無料、版画の販売もしています。
約三時間、私より年上の方々で新宿にお住まいの方が多かったですがのんびり初めての落合を散策が出来ました。また新宿歴史館では所蔵している平塚運一と落合の版画家展を来月12月10日~24年2月5日まで開催される予定です。
入場料無料、詳細はhttp://www.regasu-shinjuku.or.jp/?p=372
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