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学校も会社も違う40数年前から付き合っている友人と1月の青森、寝台特急あけぼのの旅に続き3月29日から喜多方・会津若松へ行ってきました。
彼の勤務の都合上、土日の旅になり会津若松喜多方の旅です。喜多方は初めて泊まった街です。ラーメンや蔵の街のイメージで会津若松は何度か行っていますが喜多方は通過していました。
本来は喜多方、大内宿を廻りたかったが大内宿は会津鉄道下車後、駅前にはタクシー4台しかなくバスは4月からとの事、土日でタクシーに乗れなかったら何十分も待たなくてはならず、行った友人の話ではわざわざ行くような所ではないとの話で諦めました。
12時過ぎに喜多方に到着し駅前のレンタサイクルでとりあえずラーメンを食べようと。もうこの歳ですから頑張っても2杯が限度でしょうから喜多方ラーメンの元祖の源来軒、まこと食堂を考えていました。残念ながら源来軒は工事中でGWあたりからオープンするようです。
レンタサイクルの方の推薦の「大安食堂」と「まこと食堂」に行き共にしょうゆラーメンを戴く。個人的には大安の方が好きな味。坂内食堂は東京にもチェーンで何店舗もありそことの味でも微妙に違う。
共に混んではいたが時期前で何とか戴けました。まことはビールもなし。喜多方ではラーメン屋ですがなぜか多くが食堂と名乗っています。
9軒の酒蔵があるとの事でその中で一番遠く、一番大きな蔵元で一番新しい「会津ほまれ」へ。庭園がきれいだという事で行きました。確かにビール工場のような広さで大きな近代的なタンクが沢山ある広い工場を丁寧に説明していただきました。此処の御嬢さんがテレビで活躍している唐橋ユミさんだそうです。
残念ながら庭園はつつじや紅葉の時期は綺麗なんでしょうがこの時期はただの池がある程度。雪つりも外されていました。利き酒では何種類も戴きちょっと酔っ払い気の弱い二人ですから此処で私が一本、次の蔵元で彼が一本と話していましたが結局二人ともここで購入。
次へ行っても買う羽目になるので酒蔵見学は中止して蔵屋敷を数軒見学。確かにこの町は沢山の蔵があり震災にも耐えたようです。二年前に訪れた会津若松では蔵が結構ひび割れていたり白河城では石垣が崩れていたりしていました。
時期外れなのか昼間に人がいない、そんな中、自転車で倒れている85歳の人を発見、立ち上がれず意識はあるがもし頭を打っていたらと動かさず救急車を呼ぶ。場所はと言われても初めてきた街で解らず、近くのお店の看板を言い何とか理解してもらい数分後に救急隊に渡す。
夕方、ホテルに入り近くのレトロな「大正湯」という大正時代からの銭湯で入浴、此処でも入る人が少なく場合によっては6時半には閉めてしまうようです。ホテルの近くの居酒屋「和美」と言う店へ。昼間、人のいない町だったが此処は大盛況、何とかカウンターへ座らせてもらう。
カウンターは常連客ばかり。焼き魚、焼き鳥などを注文して日本酒を戴く。袖触れ合うも何とやらで仕舞にはお客さんの美味しい日本酒まで戴いてしまう。特別郷土料理はなかったが家庭料理のお店で店の人の人柄で持っているお店のようでした。
救急車を呼ぶハプニングはあったが銭湯にも入れ地元の人の話も聞け5時間の列車、5時間のサドルの合わないちゃりんこで足腰が痛かったが最後は楽しい夜でした。露地物の蕗の薹の天ぷらご馳走様でした。
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