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朝、目が醒めてなぜか空也の最中が食べたくなり銀座へ向かう。事前に分かっていれば予約を入れれば午前中に行けば良いのですが、私は決して我がままではないのですが急に食べたくなります。
明治17年に池之端で開業、戦災の為消失し昭和24年に銀座6丁目に並木通りに出店、自社ビル。焼けて上野から銀座へ、逆なら何となく分かるが消失のため銀座へ。凄い。
栞によると初代が関東空也衆という踊り念仏を唱える宗派?で踊り念仏の拍子を取るときに叩くひょうたんをもしたもので名前、形をとったようです。最中のかわは九代目団十郎を訪問した時火鉢の引き出しから最中を出しちょっと焦がして勧められたものからのヒントのようです。店の暖簾は「くうやもなか」とひらがなですがこれは梅原龍三郎画伯の揮毫。
この店は予約を入れて取りに来る以外買えません。そして配達は人手不足の為しません。宅急便は最中のかわが壊れるのでしません。家訓で「菓子を売れども貸し売りはしない」ということでカードは一切使用できません。
10時から販売ですが場合によっては10分も持たなく売切れです。基本のスタンスは銀座で安くて美味しい和菓子を出来る範囲でつくり、その日のうちに売るきる方針。
昔から作家にもフアンが多く夏目漱石「我輩は猫である」、林芙美子「匂い董」小島政二郎「金の指」などにも出てきます。口の悪い私としては夏目漱石は羽二重団子もファンだったと言われています。探せばもっとあるでしょう。
でもここの最中は大きさも丁度良く美味しい。かわを自慢する位でパリットしていて香ばしい。年に何回か食べたくなり早起きをして30分前には並ぶ。今週は寒かったが食べたさの方が勝っていました。私は駄目もとで並びますが予約をお勧めします。
東京土産の代表格、料亭などの帰りのお土産としても大森松尾の海苔と共に。
銀座6丁目並木通り 空也 03-3571-3304日祝日休み
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