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停止線と乗車位置
鉄道車両は駅に着くと車両停止位置に止まり、ドアが開いて乗降をします。駅の先頭車両をよく見るとホームに停止位置表示があります。運転手はその位置を見て停止します。
ホームドアが付いている所では停止位置を間違えるとドアが開かなくなります。たまに、停車してから戻って車両停止することもあります。
昔はしょっちゅう停止線オーバーなんて当たり前にありましたが今は殆どなくなりました。
朝夕ホームの停止位置に並びますが、混雑駅はその横に先発(オレンジ色)、後発位置(緑色)があり先発が出てから横に移り並び直す。
職業とは云え停車位置にピシッと止まると気持ちが良いものです。その時は今日は縁起が良いぞと勝手に思ってしまいます。
上左は同じような構図で現代相撲版画の松林モトキ氏の作品です。中央に貴乃花、左に若乃花、その上に貴ノ浪、武双山、魁皇、武蔵丸、曙という相撲人気最高時の力士たちです。松林さんの作品を何点か持っていますが最初に買った作品です。
また毎場所送ってもらう絵番付も昔からあったようです。そして歴代横綱一覧の版画も同様な構図です。私が持っているのは横大判4枚の続き物で貴乃花が最後です。
久しぶりに相撲錦絵をたくさんも見ましたので嬉しくなり現代の松林版画と比較してみたくなりました。
原宿にあります浮世絵専門館太田記念美術館では6月26日まで相撲絵の展覧会が開催中です。浮世絵の中でも相撲錦絵はジャンルとして役者絵、美人画、風景画に比べマイナーな感は否めません。(相撲錦絵は東京国立博物館で写したもので今回の展示とは違います。)
今回は石黒氏が今まで収集した相撲錦絵550点を寄託したものの中から100点余りを展示しています。展示内容は白熱の取組,相撲絵を描いた絵師たち、個性派力士勢揃い、大相撲の賑わい、力士たちの日常、相撲にまつわる物語と言ったカテゴリーで展示されています。
浮世絵は似顔的なものから誇張したものまであります。絵師によって様々な表情を出しています。歌舞伎絵などの勝川派の絵はちょっと頼りないような躰、表情があったり歌川派になりますと大きな誇張した絵になります。
当時の相撲は遊郭、歌舞伎とともに娯楽の代表格だったようです。多分相撲錦絵は相撲博物館が一番所蔵しているのではと思いますが中々纏まってみる機会は少ないので楽しみに出かけました。
最初は土俵上の取り組みや横綱土俵入りなどを三枚つづりの大判で迫力ある展示です。現在さがりは一本一本になっていますが当時は縄を下だけ少しばらしたような感じのさがりのようです。現在は布海苔で一本一本固めています。また昔は化粧まわしで相撲を取っていたそうですがそう云った絵は見たことがない。
また土俵入りは横綱だけが土俵で露払い、太刀持ちが土俵下に描かれたりしています。多分これは横綱を大きく描くためだけの構図だったかも知れません。?
相撲は歴史的にも神事を取り入れていますが興行が主だったようで見世物的な相撲を取らない大きな力士、怪童と言われた子供もいました。有名な谷風も当初はそのような所からスタートしたようです。
人差し指で娘を持ち上げる釈迦が嶽雲衛門、牛を跨いだ大空武左衛門、生月鯨太左衛門、ペリー再来日した頃一度に米俵8俵を担いで異国人を脅かした白真弓肥太右衛門、横浜で2mを超える怪力を誇るフランス人を投げ飛ばした無名力士など。子供では写楽が描いた大童山などが有名です。此方では国芳の鬼若力之助と言う怪童の作品が展示。
作品としては国貞の両国橋の上の力士23人を描いた大判6枚横長の浮世絵は圧巻でした。初めて聞いた名前ですが肉筆画の佐藤正持の稲妻雷五郎の土俵入りの図は中々です。
100枚を超える浮世絵で疲れましたがまだ時間があり原宿から両国の相撲博物館へ「江戸時代の横綱と雷電」展を見ました。今回3度目の見学。此方も今回は浮世絵が多く展示されています。
太田記念美術館は26日まで月曜休館、700円。相撲博物館は6月20日まで無料、土日休館があります。
原宿はパンケーキ、ポップコーンなど現在話題のお店では若い人が長蛇の列、平日でも若い人ばかりで散策も落ち着かないが両国は私的にはお相撲も終わり静かですが此方の方が落ち着く。
若手の切り絵作家高木亮氏の個展を2ヶ所見学。大分前から気に入っている作家で案内状を戴きのこのこ出かけました。
1つ目は池袋東口駅前のジュンク堂書店9階で新しく刊行した「きりえ画文集」の記念個展。人気のユメとバルーンシリーズで黒猫や犬などが坂道の風景の中に溶け込んで情緒的で個人的に好きな絵が多い。原画15点の展示、そこへ色が付いた絵も展示されています。7月31日まで。
久しぶりの池袋ですがこのジュンク堂と言う本屋は全国チェーンだそうですが兎に角大きい。ビル1つ9階まで全部このお店です。神戸三宮だそうですが丸善のグループに入っているようです。ないものはないと言った凄い量の本屋さんです。結構な人が各階入っています。町の小さな本屋さんが無くなっていくわけですね。
2つ目はJR御茶ノ水にある明治大学中央図書館ギャラリーで6月29日まで開催中。此方は着せるだけで別の本にしてしまうブックカバーで名作をパロディー化した偽本シリーズ全100点とそれをもとに今でも連載している新潮45誌上での贋作名画大全。図書館ですからパロディー化の元の名作も紹介しています。
以前から興味があり案内も戴き見にはいっていますが中々原画は高く購入は出来ない。
久しぶりに御茶ノ水に降りた反対側は大病院があったりして見舞いなどで降りるが神保町方面は久々です。御茶ノ水でまず驚くのが楽器屋さんが道の両サイドにめちゃめちゃあること。私の概念では御茶ノ水=神保町=本屋街、スポーツ用品店街と言った方が強かったが楽器屋も凄いある。食事時間なら明治大学か日大の学食でも戴きたかったが時間がずれていました。
珍しい合図灯
合図灯は駅などで運転手、車掌に合図する手信号です。レバーの切り替えで色が変わります。上の写真は私が持っている物です。もう昔の合図灯で重い。現在は軽くLEDなどに変わっています。
鉄道フェスタで買ったのは覚えていますが自転車のライトが切れた時に自慢げにぶら下げていたことも覚えています。
先日の横須賀YYのりものフェスタで保線区内で珍しい光源をろうそくで使う明治時代の合図灯が展示されていました。かなり長く重い合図灯というよりカンテラタイプみたいです。
こいう物を集める趣味は今はないですが初めて見た珍しい品物です。こういう展示は良いなぁ。
他には昨年同様職員が個人的に集めた切符などもアルバムで見せてくれています。使用済みの国鉄時代の切符ですが私が全く持っていないのが手書きの特急券、寝台券など。当時は優等列車に乗れず、多くが普通車でした。
優等列車に乗れるようになった時は硬券でなくコンピューターから打ち出された切符になっていました。
鉄道の駅はその町の一等地が多い。鉄道会社は大都市の駅利用者の便を図るという事で駅ナカビジネスに力を入れています。乗車券収入減収の中大きな付帯的収入になります。大都市では大変な数字になります。
駅の周辺の特に高架下の場合は一等地と言いながら駐車場、駐輪場、倉庫、鉄道事業者によっては子会社のスーパーなどが入っています。
スーパーはまだいいのですが大体はうらびれた殺風景な感じが多いです。東京の中心地になる新橋、有楽町の間の高架下は昔から飲食店や駐車場になって薄暗い場所です。
そんな中新しい試みとして秋葉原、御徒町間は2K540 AKI-OKA ARTISANという若い人の物づくり工房が50軒入居しています。
阿佐ヶ谷駅近くにはアニメ関連専門店などが入居する阿佐ヶ谷アニメストリートに。京急黄金町、日ノ出町駅間の高架下は戦後から特殊飲食店が立ち並んで怖い汚いという高架下イメージでした。
京急の高架下改修工事に伴い立ち退き、警察、地元町会の協力による摘発などにより安全安心な街づくりとして現在はアーティストの制作の為のスタジオ、カフェ、ショップに転換、汚い怖いから文化芸術の拠点になっています。
此れからはうらびれた暗い、汚い、怖いイメージから鉄道会社も儲け一辺倒でなく地元商店街と連携した文化芸術発信拠点で安全安心の街づくりが主流になるんでしょうか。
日本の鉄道の線路幅(軌間)には標準軌とそれより狭い狭軌と呼ばれるものがあります。新幹線などは標準軌、それ以外の在来線は狭軌が多い。標準軌は1435ミリ、多くの狭軌と呼ばれるのは1067ミリ。
個人的には早い電車、豪華な列車はそんなに好きではなくゆっくり車窓が楽しめる普通車が好きです。ただ時間的な問題で多くは新幹線や特急を利用しています。
来年春開業する北陸新幹線の長野から富山、金沢、その先の敦賀まで、北海道新幹線、そして九州新幹線の長崎ルートは地元政財界から前倒しでと要望が出ているようです。
早く開通して地元への経済効果を享受したいという事でしょうか。建設には国、当該地元からもお金が出ますからそういう要望が出てもおかしくはない。それに懲りているJR東海はリニアに関しては全額自腹でやろうとしています。
北陸、北海道も長崎ルートもフル規格の新幹線になります。ただ長崎ルートは在来線の線路に自在に軌間が変わる台車を乗せたフリーゲージトレインを考えているようです。走れば日本初です。現在は四国の予讃線などの試験運転も済んでいるようです。
鉄道技術は進んでいますがまだ日本初という事で重い台車、騒音・振動、カーブの多い場所での振り子機能など解決しなければならない物も多いようです。
長崎などの政財界は関西方面からの観光客を期待していますが、さて在来線利用のフリーゲージトレインは一体何キロ出せるんでしょうか。250,270K程度なら航空機とどちらが早いのか、安いのかといった問題も出てきます。新幹線が走り特急や普通列車が間引きされたり廃止になったりどっちが良いのかなぁ。
ミニ新幹線と言われる秋田、山形新幹線は本来の新幹線でなく在来線です。秋田新幹線は盛岡から秋田間は在来線で三線軌条化で走りしょっちゅう遅延していたりしていますし速度も出せない。ただ建設に用地確保もいらず費用も安く建設期間も短いという事で採用されました。
欠点は在来線ですから速度が出せず時間短縮が難しい、フル規格に比べ狭く接続車がある場合は降りる時ステップが必要などの問題もありますが長崎ルーは距離も短いのでミニ新幹線で充分かと思っていましたがやはりフル規格になってしまった。速度が出せなかったら意味ないんだけど。
そして北陸新幹線が来春開業するが「あいの風とやま鉄道」「えちごときめき鉄道」などの別会社路線になる。並行するJRにお荷物になる在来線は切り離される。さて。
この所毎年訪れる横須賀駅開業125周年だそうですが私にとってはこの構内のつばめの巣、今年も雛がいました。
旧国鉄型188、この色使いは初めて見ました。臨時列車で停車中。成田エキスプレス
護衛艦ゆうぎりとてるづきが艦内を見学できます。湾内には他にも多くの護衛艦が、いつもすごいと思う大きな潜水艦、ヘリコプター、湾内ではゴムボートでデモストレーションも行われています。
とても暑い日でした。海上自衛隊基地で海軍カレーを戴きヴェルニー公園内のブースでお土産を購入して帰宅。
この沿線の開通125周年という事で4月から色々イベントが行われていました。
江の島フラワーフェスタ2014
4月19日~6月8日桜やバラ、そして今は紫陽花
第2回護衛艦カレーナンバーワングランプリIn横須賀
4月19日海上自衛隊横須賀地方総監部で優勝は横須賀に。
よこすかカレーフェスティバル2014
5月10日全国のご当地カレーが集結
久里浜花の国では6月8日までポピーまつり、横須賀しょうぶ園では6月30日までしょうぶ祭りが開催中。
そして最後が6月14,15日のよこすかYYのりものフェスタ2014です。
JR横須賀駅には日毎に車両を展示、横の保線区では保線車両の体験、展示、海上自衛隊横須賀基地では護衛艦の艦内見学、ヘリコプターも。湾内はミニクルーズも。色々な所でお子様用制服での写真会。
三笠公園でも働く車の展示、乗車、いろいろな催し、横須賀駅前の大きなヴェルニー公園では鉄道会社のグッズ、飲食屋台、主に海軍カレー、横須賀ネイビーバーガーなどの販売。
横須賀駅では開業125周年記念入場券セットの販売と盛りだくさんです。
毎月お邪魔する川崎砂子の里資料館では先月に続き開港150年を記念した横浜絵の展示です。今月も大量の68点の展示。
館長の斎藤先生の解説文から
「明治新政府に招聘されたフランス人プスケは「ルイ11世からフランス革命に至る300年を日本は駕籠から汽車に飛び乗り走っていくようだ。」と評論しているが、まさにチョンマゲからザンギリ頭、着物から洋服、下駄から靴へと生活様式が大きく変わったのみならず。明治新政府により新しい社会制度がどんどん取り入れられた。
欧米文明のの流入により「猿まね」と言われたが、江戸職人の優れた技術により近代産業の基礎が作られていった。文明開化の表徴、岡蒸気が走り、国内の殖産振興に大きく貢献した明治時代、近代日本の幕開けとなった。」
歌川貞秀 商館内の図
亜米利加、英吉利、仏蘭西、阿蘭陀、露西亜の五か国がいつの間にか自国民を守るという口実で駐留するようになり不平等条約の中少しづつ貿易に対しても平等貿易へと向かおうとして行きます。良く植民地にならず凌げたと明治新政府の役人たちの努力、急速な殖産振興、富国強兵策も功を奏したんでしょうか。
三代歌川広重 横浜郵便局開業之図
横浜絵は外国人の姿や生活などを描いています。しかし江戸時代の浮世絵の絵、色などからだいぶ変わって行き写真などの発達により残念ながら徐々に浮世絵としては衰退していきます。
午後から変わりやすい天気との予報ですが夏の空になって日差しが肌に痛い位でした。大きい入道雲今年初めて見たような気がします。
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