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日本の鉄道の線路幅(軌間)には標準軌とそれより狭い狭軌と呼ばれるものがあります。新幹線などは標準軌、それ以外の在来線は狭軌が多い。標準軌は1435ミリ、多くの狭軌と呼ばれるのは1067ミリ。
個人的には早い電車、豪華な列車はそんなに好きではなくゆっくり車窓が楽しめる普通車が好きです。ただ時間的な問題で多くは新幹線や特急を利用しています。
来年春開業する北陸新幹線の長野から富山、金沢、その先の敦賀まで、北海道新幹線、そして九州新幹線の長崎ルートは地元政財界から前倒しでと要望が出ているようです。
早く開通して地元への経済効果を享受したいという事でしょうか。建設には国、当該地元からもお金が出ますからそういう要望が出てもおかしくはない。それに懲りているJR東海はリニアに関しては全額自腹でやろうとしています。
北陸、北海道も長崎ルートもフル規格の新幹線になります。ただ長崎ルートは在来線の線路に自在に軌間が変わる台車を乗せたフリーゲージトレインを考えているようです。走れば日本初です。現在は四国の予讃線などの試験運転も済んでいるようです。
鉄道技術は進んでいますがまだ日本初という事で重い台車、騒音・振動、カーブの多い場所での振り子機能など解決しなければならない物も多いようです。
長崎などの政財界は関西方面からの観光客を期待していますが、さて在来線利用のフリーゲージトレインは一体何キロ出せるんでしょうか。250,270K程度なら航空機とどちらが早いのか、安いのかといった問題も出てきます。新幹線が走り特急や普通列車が間引きされたり廃止になったりどっちが良いのかなぁ。
ミニ新幹線と言われる秋田、山形新幹線は本来の新幹線でなく在来線です。秋田新幹線は盛岡から秋田間は在来線で三線軌条化で走りしょっちゅう遅延していたりしていますし速度も出せない。ただ建設に用地確保もいらず費用も安く建設期間も短いという事で採用されました。
欠点は在来線ですから速度が出せず時間短縮が難しい、フル規格に比べ狭く接続車がある場合は降りる時ステップが必要などの問題もありますが長崎ルーは距離も短いのでミニ新幹線で充分かと思っていましたがやはりフル規格になってしまった。速度が出せなかったら意味ないんだけど。
そして北陸新幹線が来春開業するが「あいの風とやま鉄道」「えちごときめき鉄道」などの別会社路線になる。並行するJRにお荷物になる在来線は切り離される。さて。
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