開かずの踏み切り

明日１４日は鉄道の日です。この日を境に各鉄道会社は独自の鉄道フェスタを行っています。一番大きい全国組織は１０日、１１日の日比谷公園のフェスタでした。また、鉄道ネタです。

東京都内には未だ開かずの踏み切りがあります。有名なのがＪＲですと中央線の三鷹、立川間で高架事業ですが今年中に完成します。ＪＲ南武線の稲田堤、府中本町間も仮設線路へ移行。京急は平和島、六郷土手、京急蒲田、大鳥居間も高架事業が進んでいます。

京急の高架事業は、羽田からの環状八号線、第一京浜国道がぶつかり渋滞の状態化が続いていました。京急は、上り、下りのたった二本の線ですが朝夕のラッシュ時は５本、６本の通過電車待ちは当たり前です。毎日通勤で渡るので時間を読んでタイミング良く行くのですがその時間は毎日乗降客の関係で違っています。時刻表はあってないようなものです。また、事故等があればほとんど開かずの踏み切りになります。

一度タクシーで梅屋敷の踏み切りで３０分以上待たされました。その時は、運転手さんが途中でメーターを止めてくれたので大変な金額を払わなくて済みましたが通常1500円で行ける所をその２倍近くを払いました。

来春には上り線が完成の予定ですから開かずの踏み切り時間もとりあえず半減するでしょう。下り線は１２年度の完成予定だそうです。高架事業が完成すると踏切が廃止されその空間は都、地元自治体、鉄道会社で有効利用が図られるようです。

鉄道会社は商業施設、自治体は駐輪場、公園等の公共施設と新しい街づくりになっていくようです。東京都は開かずの踏み切りを中心に１００ヶ所位の廃止に向けて工事を進めていくようです。

商業車が開くまで待っている、渋滞するその経済的損失を考えれば早くなくなる事を待ち望んでまた、明日もタイミングを計りながら踏み切りに向かいます。待たずに開いてれば今日はラッキー。明日はラッキーだろうか。