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自由は、あり過ぎると扱いに困る。
駕籠の鳥は外に出されるとすぐ外へ飛び立つのだろうか。
暇が出来たので心行くまで汽車に乗ろう、思う存分に時刻表を駆使してみよう、と張り切っているのだが、どうもこれまでと勝手が違う。
いったい、どこから手を付けたらよいのか。
会社勤めをしていた時の私の旅行は、金曜日の夜から月曜日の朝までが限度であった。その範囲でどこまで行けるか、どの線とどの線に乗れるか、時刻表を開いてそれを検討するのが私の楽しみであった。
そして気に入った案ができると実際に乗りに行った。「時刻表に乗る」ためのような旅行であった。・・・・半月でも一か月でも自由に乗り回れる状況を前にすると戸惑いを覚える。
旅行の日程は、何らかの制約の上に成り立つ。むしろ制約があるから日程が必要になる。行先も時間もすべて意のままでは、時刻表を見るにも気合いが入らない。
上記は鉄道フアンでは神と言われる宮脇俊三氏の「最長片道切符の旅」の序章です。この本と時刻表は私のバイブルです。
最長片道切符とは一筆書き切符の最長と考えられるもので、当時の国鉄現在のJR線を環状線一周を超えない。途中で折り返さないという条件で北海道から九州まで乗り回す旅です。
宮脇氏の最長片道切符は昭和58年に北海道の広尾から九州鹿児島の枕崎までの13,267Kを走破、通過駅3,186駅、当時の国鉄は21,011K、5,137駅ですから約6割を一枚の切符で走破しました。切符の有効期間68日、連続ではありませんが34日で達成。
現在では廃線が続き宮脇氏のスタート駅の広尾線もありませんし、新幹線開業に伴う三セク変更や廃止に伴いもうこの記録は破られません。
私は学生時代からずっと休みの日や休暇を取って全国各路線を乗っていますがまだ未乗車路線が多くあります。とりあえずはより多く乗りつぶしていきたいと毎日が日曜日になったのに気持ちだけで中々時刻表を開かない日々です。
47都道府県県庁所在駅を全制覇は佐賀が残っていますから此れだけは達成したい。達成すれば当然、筑紫線、唐津線、佐世保線、松浦鉄道にも乗れます。佐賀城、唐津城、名護屋城、平戸城も制覇できる。
あれも此れもと欲張るので中々達成が出来ないのかも。20数年前から長崎佐賀を残していた。ひょんな事から長崎は飛行機で2度ばかり行っている。今計画中は山形そして平成の修理が終わった姫路城などで気が多くどうも難しい。やはり佐賀は当分行けないかも。
日々鉄道ドットコムhttp://www.tetsudo.com/で九州の情報は見ているが。
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