[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
両国国技館裏の東京江戸博物館では「大浮世絵展」が開催されています。この浮世絵展は浮世絵の発祥時から昭和の川瀬巴水までが世界から取り寄せた浮世絵の展示で浮世絵イロハの勉強には最適な展示会です。
チケット売り場は長蛇の列です。此れでは見られないので会期は入れ替えがありますが3月2日までですから今回は諦め、常設展の方の「東海道五十三次」を見ました。此処も常設展と言いながら各コーナーでは企画展が行われています。
企画展で日本最大級の浮世展をやりながら広重の東海道五十三次を常設展の企画でやってしまうレベルです。ほかの施設なら五十三次が企画展です。
昨年も開館20周年でこの広重五十三次と北斎の富嶽三十六景がありました。どうもこのところ物忘れが激しく、また色々な所で五十三次は見ていますので頭の中がごちゃごちゃです。
前回は五十三次は売れに売れたので版木が壊れ、後摺り、変わり図などが制作されていますので比較展示されていたような気がしましたが今回はそれが少ない。ただ広重の持ち物の刀、煙草入れや遺言書なども展示、また旅に使う今で言うガイドブックなど、広重が参考にした東海道名所図会などがかなり多く展示されています。
今じゃ浮世絵は高いものは数千万も当時は蕎麦いっぱい分、浮世絵師は売れても今のような著作権もなく最初のお金だけで広重も遺言状では財産を処理して借金を返済して欲しいと書いているようです。
上の図は東海道大森縄手、我がふる里はこんな畦道だったんだと初めて見ました。もう一枚は箱根之図です。今回は東海道五十三次は載せませんが機会があれば後摺りや複写版の私の所蔵で初摺りと変わり図を比較したものを載せたいと思います。
その他にも江戸東京博物館ですから江戸時代の解説には当時は写真があるでなく庶民の生活、娯楽などの展示には模型と浮世絵で説明していますから浮世絵はたくさん展示されています。
とても広く、いろいろな展示、企画展が有り全部は見られず展示換えのところだけ見て帰宅。
江戸城案内屏風は見ごたえがありました。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |