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竹橋にある東京近代美術館、明治から昭和までの近代絵画を中心に展示している目の前が皇居という美術館です。

 

4階から2階に展示されていますので4階から拝見、入ってすぐ加山又造の屏風が迎えてくれます。2雙展示されていますが鶴が描かれ銀地の「群鶴図」が好きな絵でした。

 

此処では重文指定が中村彝の「エロシェンコ氏の像」原田直次郎の「騎龍観音」萬鉄五郎の「裸体美人」の3点が展示。大正期にこの裸体図はいろいろ問題を起こしたことでしょう。それでも今では重文指定です。

 

当時はフランスから帰ってきた黒田清輝などの印象派画風からゴッホなどの絵が紹介されつつあり黒田画風から抜け出そうとする若い画家が出始めてくる時代でもあります。

 

木村荘八、萬鉄五郎、岸田劉生などが「ヒュウザン会」を設立するようになるようです。

 

  木村荘八の「新宿駅」、川上涼花「鉄路」岸田劉生「バーナードリーチ像」萬鉄五郎「太陽の麦畑」一番はゴッホに憧れが強かったのか自分の耳を落とした?関根正二の「三星」姉、恋人、自分を描いている。

 

長谷川利行「カフェバウリスタ」これはTV東京のお宝鑑定団に鑑定された作品TVではかなり汚れて暗かったが近代美術館がその後購入したようで綺麗に修復されています。

http://www.paulista.co.jp/introduce/history.html

 

展示数も多く今の私には100点を超えるとやはり疲れる。織田一磨、笠松紫浪,川瀬巴水などの版画、藤田嗣治の戦争画「アッツ島玉砕」など2点までは見ました。藤田嗣治は戦争画を断りきれず描いたのですが戦後、批判され再度フランスへ帰ってしまいました。

 ここまでで後は殆どスルー状態で歩き見して立ち止まったのは小磯良平「練習場の踊り子」安井曾太郎の「金春」木村荘八の永井荷風の墨東奇談の挿絵位です。


上の三点は岸田劉生の「バーナードリーチ像」「道路と土手と塀」「麗子像初期」

 

現代ものは解らない。草間彌生の赤の点の作品は目が痛くなるくらいでした。館内でお茶して帰宅。

 

                                              

 

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