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f4bc7afb.jpg日本橋三越で「棟方志功幻の肉質画展」は19日まで開催されています。入場料800円。三重県パラミタミュージアム所蔵。余談になりますがパラミタは池田満寿夫の美術館かと思っていましたが棟方志功作品も沢山所蔵していたんですね。棟方作品は青森の記念館で見た以来です。
 
棟方志功といえば版画、ベニスのピエンナーレでの版画大賞「二菩薩釈迦十大弟子図屏風」とピンク色の天女図が思い出されます。目が悪く硬い板に大きな彫刻刀で勢いよくカットしていく画面など。

今回はこの他に棟方志功の長年交流のあった京都の山口邸でありとあらゆる屏風、ふすま、板戸などに水墨画や色絵画などで病の亭主を慰めるため書いた東京bfac5420.jpgでは初めての公開になる個人邸に書かれた作品をメインに代表作二菩薩釈迦十大弟子図屏風など50点の展示です。
 
浮世絵から版画作品を少しは見ていますがこの人の版画は世界的に評価をされていますが私にはまだ芸術が良く解っていなく、なんで是がと思うものが多くあります。
 
襖の漢字はそうでもないですが板戸などにひらがなや漢字で万葉集などが書かれています0a45aa38.jpgがどうも子供の字、酔って書いたのかと思うものに見えます。勢いがあると言われればそうなんでしょうがまず読めない、汚い、書の書体でなく独自の字体なんでしょうか。
 
前回は棟方志功が先生と呼んだ平塚運一の版画展を見ましたが同じ海外で評価された版画のタイプが全く違います。まぁ平塚運一は評価されたのはヌードですが、天女や二菩薩釈迦十大弟子図屏風などが無かったらこの展覧会は何だと思ってしまいます。
 
e7b2e2ae.jpg棟方志功はゴッホのひまわりをみて感動して画家になり途中から版画家へ転身していきます。また民芸運動の柳宗悦、浜田庄司、河合寛治郎などからも影響を受けています。
 
今、国立近代美術館で開催されているピカソを超えたと言われるジャクソンポロックのあの絵の具を垂らした絵が何で2億円もするんだと思う私ですからどうも芸術は解らない。かと言って写実絵全部が素晴らしいとは思わないのですが。難しい。
 
文句ついでに百貨店の展覧会はどうして出展リストを作らないんだろうか、有りますかと聞けば図録はありますと言われてしまいます。図録を作る時間があるんならたった1枚の出典リストくらいすぐできると思うのに。

 
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