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今月の本館のテーマ「博物館でお花見を」に沿った浮世絵が展示されています。風景画として遊女、役者が桜を愛でたり桜の演目だったりします。

 

また今回は肉質画が5点、水野盧朝(ろちょう)、弄春斎栄江(ろうしゅんさいえいこう)、川又常行、鳥橋斎栄里(ちょうきょうさいえいり)藤川吉信など初めて聞いた名前だったり見た作品でした。

 

「桜下美人図」水野盧朝紙本着色 藤川吉信「桜下四代目市川竹之丞と二代目三条勘太郎」細版漆絵

「美人の花見」喜多川歌麿大判二枚続、顔のアップ

鳥居清長「江都花十景・飛鳥山」の顔のアップ歌川豊国「花筏」の顔のアップ 、絵師により顔の描き方に特徴がある。

  
鳥文斎栄理「大もんじや内たが袖」葛飾北斎「桜の下山姥金太郎」

歌川広重「六十余州名所図会・因幡 加路小山」川又常行「桜下遊女と禿図」

 
弄春斎栄江「花見二美人」二代目鳥居清元「遊女道中図」

  上の4枚は摺の妙で下に型を入れてから摺って浮き上がらせたり、枝の間から桜の葉が見えます。絵師の器量、彫師の技量、摺師の技とそれらを指示し束ねるプロデューサーの版元の4人の結晶の芸術なんでしょうか。

 

まぁ当時は芸術とは誰も思っていなかったんでしょうが粋を感じます。毎回新しい発見の展示です。

 

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