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>今、かんぽの宿が政治的に話題になっている。
公共の宿は安く旅行をする人には人気だ。
今、話題のかんぽの宿は、郵政民営化の一環で年間大赤字を出しているから民間でできるものは民間でと小泉改革で処分される予定だったが、処分先がちょっと問題があった。これに関しては、鳩山大臣に分があると思う。
伊豆長岡には、40軒の旅館がある。そのうち、着任時4軒は公共の宿でした。
KKR(国家公務員の宿)、静岡県民の宿(おおとり荘)、静岡老人クラブ連合会(静雲荘)、全逓(富士見ハイツ)の宿だ。
国家公務員だけ、静岡県民、老人会、郵便局員だけなら良いが現実は、三分の二以上は一般の人の利用になっている。そして、我々の旅館の値段が1万2千円なら6千円から1万円で泊まれる。
民間旅館は、1万円でも結構苦戦しているが公共の宿は、赤字でも関係なく大義名分は会員の福利厚生で成り立ちます。
私が担当していた伊豆長岡でも全逓のホテルは、ランドマークになる大きな建物で結婚式、何百人の宴会ができる立派な建物だった。
全逓が売却について動いたのは今、話題のオリックス不動産だ。全逓は、労働組合なので売却にあたって従業員の継続雇用を前提に大変安く売却した。
売却先は、当然民間会社で聞いた話は全逓売却の2倍以上の金額、労働条件も民間企業の合理的な営業の為、まず、半数はやめ、勤務がきついためほとんど前の人はやめた。(役所営業もあるが)
私の旅館でも最後まで就職の面倒をみていた副支配人を今回で退職する支配人から頼まれ採用した。
民間がすれすれで経営しているなか平日5千円近く安い旅館は脅威だった。
公共の宿は、赤字でも人数があれば大義名分が立つ。
伊豆長岡ではその当時1割がめちゃくちゃに安く営業されれば周りががきつくなる。まして40%の原価を平気で掛けていたそうだ。これじゃかなわない。泊まり勝ちになる。
今は、KKR、静岡県民の宿の二つになったが今の時代どこも苦しい。KKRなんか正月も空いていれば(大体空いている)1万円で泊まれる。会員の利用は殆どないようだ。
私が担当している時もオリックスが売らないかと云って来た事があった。バカバカしい値段だった。
所詮高利貸し屋のやることで高い口銭をとることを考えている。かんぽの宿もそうゆうパターンで処理される予定だったと思う。住友のの元社長とグルは目に見えるのは私だけだろうか。
グルというか出来レースですよね。銀行屋さんの元社長もかってバブルのころ、銀行、不動産会社、不動産鑑定士がグルになって地価を吊り上げて儲けた味を知っていますからね。
あまりネットで書く話ではないですが、架空の話をすればこんな感じです。ある銀行の融資担当が目標達成上で4億円の融資が必要だったとしましょう。その銀行マンは顧客の土地を不動産鑑定士に鑑定させて、4億円と鑑定させて(実際は3億円?)、その土地を担保にして満額4億円を融資します。そして、銀行は不動産会社に別の土地を探させてこの4億円で購入させます。別の土地も、不動産会社が仕込んでいた、例えば2億円で仕入れたものであっても不動産鑑定士に4億円で鑑定させたりして儲けます。こうしてグルになって地価は上がり、銀行、不動産会社が儲かるのです。
銀行が企業、個人を問わず、内外の不動産投資案件を持ち込んで融資をつけたのは、上記と似たような話です。中堅ゼネコンが海外のホテルなどを買って、これがネックで破たんしたのは大体このような経緯です。従って、銀行が債権放棄するのも罪滅ぼしで当たり前です。
不動産鑑定士10人に同じ土地を鑑定させてもすべて価値が違うという事実から、上記の話がどの程度架空の話かをご想像ください。
一方、個人に対しては、債務放棄しませんね。バブルのピークが過ぎたころ銀行屋にそそのかされて融資を受けてオフィスビルにした結果、ほとんど埋まらず、結局自宅兼店舗だったところを手放すことになった(例えば、札の辻の交差点のそばにあったお米屋さんは以前よく買いに行っただけに気の毒です)、なんて言う話は山ほどあります。くだんの銀行マンは栄転していたりして、世の無常を感じますよね。
結局、asktakaは銀行や投資ファンドのようなビジネスは好きでないのかもしれません。製造業やパパリンさんの話のように、一所懸命、額に汗してコスト削減やよい商品・サービスを提供しようと努力している姿に共感しますからね。
先生のおっしゃるとおりです。
>大田区は、沢山の技術を持った下請けの中小企業が沢山あります。
とても、良い人たちです。大企業から景気の調節弁にされることを承知していながら代々それしかないと理解して夜遅くまで作業、研究して試作品を作っています。
>資金繰りからお金を借り、家屋敷まで担保に入れ何とか会社を回しています。利息は、きちんと払っているのに全額の貸しはがしは今、あたりまえにやってきます。金融機関も善人づらのとんでもない組織
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