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1ヶ月間隠れ家に飾っていた江戸名所百景蒲田村梅屋敷「蒲田の梅園」です。頭と同じボケピンの撮れですが原画は平成の伝統工芸品で彫師新実護允、刷師小野寺隆二で平成14年9月製作のものです。
解説には江戸の文人墨客に愛され梅見の場所であったこの村では各家の庭や畠に梅を植え、五月になると実を採り、梅干として東海道を通る旅人や江戸市中にも売っていた。
江戸名所図会に「三右衛門といへる農民の園中、特に老樹にして花香尤も勝れたり」とあるが、その梅園は不明。明治まで有名だったのが和中散梅林(梅屋敷)と原村梅林で、今は昔の面影を留める梅林などははなく、まして広重が描いた「蒲田の梅園」は存在しない。わずかに京急の梅屋敷駅という駅名と明治天皇行幸所蒲田梅屋敷の碑になごりをとどめているにすぎない。
京急が走り減り、第一京浜で減り、今回京急高架事業で減りました。少なくなった敷地、本数がより少なくなっています。もう梅園と言えるところではありません。明治天皇がこの地が好きで何度も起こしになった梅園。勤皇の志士達の秘密の寄り合いの場所、チョット残念。
昨日、梅屋敷の梅を見ましたがもう咲き終わっていました。ベンチにお年寄りがひなたぼっこをして、その光景は非常に幸せでゆったりとしたとても良い雰囲気でした。
隠れ家では少ない絵や木版画などを差し替えて楽しんでいます。梅屋敷の梅も終わったので江戸名所百景「蒲田の梅園」も外しまた来年の飾りになります。
4月は黒手組 助六 市川佐団次、三浦屋揚巻 澤村源五郎か澤村源之助?どっちだか読めない。浮世絵ですが作者名解らず。
4月はこの浮世絵を飾ろうと思っています。結構赤、黒の色が強く派手な絵となっています。まぁ地味な私には丁度良いか。浮世絵なので1ヶ月で収納しなくては色落ちをしてしまいます。
◇略 筋 黒手組助六は、芝居小屋で鳥井新左衛門一味の不良浪人を懲らしめて以来、三浦屋の揚巻大夫を中心に鳥井と反目し合った。助六は亡父の仇と家重代の宝刀、友切丸の行方を発見するまでは刀を抜かない、と誓って封印をしていたので、鳥井一派に様々の侮辱を受けた。紀伊国屋文左衛門は、助六のためを思い鳥井に先んじて揚巻を受け出してやったが、男伊達の助六はそれを受けなかった。鳥井が揚巻を襲った時、初めて亡父の仇、友切丸の所持者が鳥井と知って、助六は一世一代の大乱闘を演じ、見事、仇を討って揚巻を抱くのだった。
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