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「日がわり一話」眉村 卓著 ㈱出版芸術社 平成10年5月20日第一刷発行というちょっと古い本です。実はこの作者眉村卓氏の本は初めて読みました。作家がどんな人かも解らず図書館で時間つぶしの本として借りました。

内容は奥さんが癌になり自分が奥さんに何も出来ないのなら毎日奥さんのためにショートショートを書き、読んでもらう事を実行した。元々本が好きな奥さんだから読んでくれるだろう。気持ちが明るくなればそれだけで身体には良いということで始めた。

必ずその日のうちに400字詰めの原稿用紙3枚以上の話を仕上げ奥さんに読んでもらう。内容は病人の神経を逆なでするような話は書かない。などの一寸した制約を作りながら書いているようです。

話は制約があり明るい話が多く、読んでいてショートショートの王様星新一の本にちょっと似ていなくもないです。そしてこれはあくまで本のフィクション何だろうと思って読んでいました。それでも話は面白いと思いました。

是は本当の話で奥さんは平成9年6月に発症、平成14年死去されています。そして知らなかったのですがその話を平成21年僕と妻の1778の物語として映画化も。しかし奥さんを思うたった原稿用紙3枚以上といっても毎日です。書くのも大変ですがそれによって奥さんが明日も読むと言う意識が強く5年もの間頑張れたというのは奇跡なのか、この作者の愛なのでしょうか。

何となく時間つぶしの本がなにか深い話になっていたなんて申し訳なく思いました。先日見た「ノルウエーの森」なども本を読まないで映画だけ見て原作に忠実にと言われても解らない。今年はもう一本「バーレスク」位見ようかなぁ。それとも「最後の忠臣蔵」、うぁこっちは重そう。

話が段々反れるが今日の日経にダビンチコードとしてモナリザの瞳に新たな文字が書かれているという。何だか良く解らないがダビンチ作品は話題が多い。

http://www.yukawanet.com/archives/3146647.html
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