[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
余り政治ネタは書いていないのですが誤解があったり間違っている部分もあるとは思うのですが其の批判を覚悟の上でちょっと思っていることを書きます。
約一年前にこの日本の閉塞感を打破してくれるのではないかと民主党が政権をとりました。戦後続いてきた自民党が下野しました。鳩山内閣誕生で一気に期待感が高まりました。
ところが一年もしないで期待感は失望に変わりました。米軍普天間基地問題、政治とカネの問題,マニュフェストも財源不足が露呈でお約束が不履行に。そして小鳩体制が崩壊。
今年の6月菅内閣誕生、この内閣も当初はV字回復をしました。しかし何を勘違いしたか制度設計も了承も無い『消費税10%』をかかげ参議院選挙で大敗。国民と言うかマスコミが作った風を勘違いしてしまいました。小鳩よりマシというレベルだったのに。
円高が進すんで株価が値下がりし毎日のように本年最安値が出ても有効な対策が打てず民主党の支持率も下がり始めています。世論は不思議なもので管総理の力量に疑問符をつけていながら今回民主党代表選挙には小沢よりマシ、首相をコロコロ変えてはといった風、空気なのかがマスコミから流れる。
昔は鉄道を止めてくれた。橋を作ってくれた。高速道路を引っ張ってくれたといったおらが国の先生が一番でしたが政治家の利益誘導力が弱まってくると有権者の応援も弱くなりマスコミを通じた政党、政治家のイメージが重要になってきました。
ウォール・ストリート・ジャーナルの本日の社説をちょっと長いですが引用しますと
世界の経済力ランキングで中国に抜かれこうした状況から日本の政策担当者が大胆な行動に出るはずなのだが日本の政治家と中央銀行は投資家に対していつものやり方で対応しているだけだ。短期貸し出しプログラムで新規に10兆円を拡大することを決めたが現実は日本の金融上の問題は資金供給が不足しているんではなく資金需要がないことなのだ。今年3月までの1年間の企業純貯蓄が国内総生産に占める比率は7.3%だ。多くの企業にはすでに成長や雇用創出に向けた多額の手元資金があるということを意味している。
日本が真に必要としていることは経済再建に取り組むことだ。それには減税、郵貯銀行の規制緩和あるいは民営化などの構造改革が必要になる。現在は全く逆行している。民主党政権は、政治的困難な選択より中央銀行を批判する簡単なことを選んでいる。おそらく日本の政治家は先週末のFRBのバーナンキ議長の『中央銀行だけで世界の経済問題は解決することはできない』というシンポジュームの重要な部分を聞いていなかったかほとんど理解していなのだろう。
大事な時期に党首選挙で空洞化させ、党内抗争に明け暮れ、円高が進み株価が急落しても国民不在でこの人達が言っていた『国民の生活が第一』は一体何処へ行ってしまったんだろう。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |