忍者ブログ
美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今、どこの会社も社員行動規範、情報開示指針、コンプライアンスが前面に出している。
会社には、どこも理念と云うものがある。
理念は、その会社の活動の指針として一番大切な心です、よりどころです。
株式を売ったり買ったりしている私もこの会社はという時それを基本にしています。

パナソニック
私たちの使命は、生産・販売活動を通じて社会生活の改善と向上を図り。世界文化の進展に寄与すること。(綱領)
産業人タルノ本分ニ撤シ社会生活ノ改善ト向上ヲ図り世界文化ノ進展ニ寄興セントコトヲ期ス
鹿島
全社一体となって、科学的合理主義と人道主義に基づく創造的な進歩と発展を図り、社業の発展を通じて社会に貢献する。
日立製作所
技術を通じて社会に貢献する。和・誠・開拓者精神
三菱商事
所期奉公(事業を通じ、物心共に豊かな社会の実現に努力すると同時に、かけがいのない地球の維持にも貢献する。)
処事光明(公明正大で品格のある行動を旨とし、活動の公開性、透明性を堅持する。)
立業貿易(全世界的、宇宙的視野に立脚した事業展開を図る。)
三菱UFJフィナンシャル・グループ
1、お客様の信頼と信用を旨とし、国内はもとよりグローバルにお客様の多様なニーズに対し、的確かつ迅速にお応えする。
2、新分野の開拓と新技術の開発に積極的に取り組み、革新的かつ高品質な金融サービスを提供する。
3、法令やルールを厳格に遵守し、公明正大で透明性の高い経営を行い、広く社会から信頼と信用を得る。
4、たゆまぬ事業の発展と適切なリスク管理により、企業価値の向上を実現すると共に、適時、適切な企業情報の開示を行い、株主の信頼に応える。
5、地域の発展に寄与すると共に、環境に配慮した企業活動を通じ、持続可能な社会の実現に貢献する。
6、グループ社員が専門性をさらに高め、その能力を発揮することが出来る、機会と職場を提供していく。
トヨタ自動車
豊田綱領を核として
1、内外の法及びその精神を遵守し、オープンでフェアな企業活動を通じて、国際社会から信頼される企業市民をめざす。
2、各国、各地域の文化、慣習を尊重し、地域に根ざした企業活動を通じて、経済・社会の発展に貢献する。
3、クリーンで安全な商品の提供を使命とし、あらゆる企業活動を通じて、住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組む。
4、様々な分野での最先端技術の研究と開発に務め、世界中のお客様のご要望にお応えする魅力あふれる商品、サービスを提供する。
5、労使相互信頼・責任を基本に、個人の創造力とチームワークの強みを最大限に高める企業風土をつくる。
6グローバルで革新的な経営により、社会の調和ある成長をめざす。
7、開かれた取引関係を基本に、互いに研究と創造に務め、長期安定的な成長と共存共栄を実現する。
豊田綱領
1、上下一致、至誠業務に服し、産業報国の実を挙ぐべし。
1、研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし。
1、華美を戒め、質実剛健たるべし。
1、恩情友愛の精神を発揮し、家庭的美風を作興すべし。
1、神仏を尊崇し、報恩感謝の生活を為すべし。
JR東日本(経営方針)
1、安全とお客様満足の徹底的な追及
2、持続性成長と次世代への挑戦
3、企業の社会的責任の遂行
4、組織の力、人材の力の向上

歴史がある会社、新しい会社それぞれ理念がありますがその順番を比較してみた。新しい会社、グループは、環境・法令遵守・株主が出てくる。歴史ある会社は法令順守は当然の中で文言は別にして会社を通じて社会に貢献が圧倒的に多い。その中で品格、社員が出てくる。今は、取引先、株主も重要視しなくてはならなくなったようだ。安全、安心は企業道徳の中で当然だったが今は、企業行動指針、内部統制により大分変って来た。個人的には、三菱商事の三綱領が良い会社かなぁと思うが。


PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
社員の心に宿る価値観
私たちが戦略づくりや中期計画の策定のお手伝いをする際は、まず理念、哲学の確認と見直しから入ります。不易流行、つまり私は不変の原理と可変の原理と言っていますが、永久に守るべき創業の理念などは大事にして、時代の流れに沿って見直します。

しかし、もっと大事なのは明文化された理念、哲学よりも、明文化されていないその会社の価値観、文化です。たとえば、「創意工夫」とか「技術立脚」という明文化された理念の背景には、「失敗を恐れずに新しいことに取り組む」という価値観が脈々と根付いてたりします。また、昔の社是社訓などをみると、今は明文化されていないですが、会社の、社員の心に宿る価値観が現れていることがあります。

こうした明文化されない価値観を守って明日の経営に生かしていくか、それともそれを廃して新たな価値観、文化を創造し会社を変革していくか、この辺が大事なところだと思いますね。

環境を含む社会貢献、つまりCSRを会社の理念や「CSR理念」として明文化している会社は多いですね。数年前までCSR経営推進プロジェクトのお手伝いで忙しい時期がありました(感謝・笑)。ただ、どこまで魂が入っているか、社内の末端までこの精神が浸透しているかは会社によって大違いです。要は、「心に宿る」レベルまで行くことが望ましいのですが、なかなかですね。
asktaka URL 2009/05/16(Sat)08:40:28 編集
Re:社員の心に宿る価値観
>asktaka様
>まず理念、哲学の確認と見直しから入ります。不易流行、つまり私は不変の原理と可変の原理と言っていますが、永久に守るべき創業の理念などは大事にして、時代の流れに沿って見直します。
おっしゃるとおりですね。今回、取り上げた歴史ある会社は、社内には大家族主義が流れていると思います。合併や歴史が新しい会社は、創業時の理念を排除して時代にあった理念、経営方針になっています。
会社の組織でまたは人で事業を支えていくかは会社の風潮,文化,歴史によって変わっていくんでしょうね。また、業種によってもかなり違ってきますが。
源流は、利益をどう出すかの方針によっても変わってくるのでしょうか。勿論利益の出ない会社は悪い会社。会社は、ボランティアでないですから。1番に社員を持ってくる会社が少なくなってきました。建前からかお客様、株主、パートナー,社会,従業員になっています。グッドカンパニーとは?
【2009/05/16 09:48】
グッドカンパニーとは
グッドカンパニー(以下GC)の定義はいろいろな視点があります。従業員のスタンスからみれば、「働きやすい会社」がGCとなるでしょう。私はGCを「社会に価値を生み出す会社」ぐらいのイメージで考えています。では、価値を生むとは何を意味するか。よい製品・サービスを提供する、「よい」というのは、環境にやさしい、使いやすい、コストパフォーマンスがよいなど様々です。利益をあげて税金を多く払う、マネジメントが優れている、社会的貢献(環境、コンプライアンスはCSRに含まれます)に熱心、等々です。

参考までに、米誌Fortuneは毎年、"World Most Admired Companies(世界で最も賞賛される会社)"のランキングを発表しています。これがGCのイメージに近いですね。評価項目は次の9つです。つまり、革新性、経営の質、従業員の能力、財務の健全性、資産の利用、長期的投資価値、社会的責任、製品・サービスの質、国際競争力、この9つです。下記がTop 10ですが、トヨタのみがランク入りしています。ちなみに、賞賛される会社は全部で363社がランキングされ、このうち日本企業は45社で12%強です。

1 Apple
2 Berkshire Hathaway
3 Toyota Motor
4 Google
5 Johnson & Johnson
6 Procter & Gamble
7* FedEx
7* Southwest Airlines
9 General Electric
10 Microsoft

Global 500という売上規模で見たランキングもありますが、Top 10には両方ともトヨタのみが入っていますが、日本企業では断トツですね。500位内では日本企業は64社、賞賛される会社とほぼ同じで13%にすぎません。日本企業だけのランキングでは、トヨタ以下、ホンダ、日立がTop 3で、63位は三井商船、64位はいすず自動車ですね。

GCのテーマとは少しはずれますが、このように世界の中の日本企業は、せいぜい12%、13%のポジションです。GDP規模に比べてウェートが低いですよね。私見では、まだまだ日本企業のグローバル化が遅れている、つまり一部の企業しかグローバル企業になっていない点に起因していると思います。来年あたりは、中国が日本のGDPを上回りそうで、世界第2位の経済大国の地位から脱落しそうです。ますます日本のポジションが低下していきそうで心配ですね。
asktaka URL 2009/05/16(Sat)10:35:35 編集
Re:グッドカンパニーとは
>asktaka様
わざわざありがとうございます。
>私はGCを「社会に価値を生み出す会社」ぐらいのイメージで考えています。では、価値を生むとは何を意味するか。よい製品・サービスを提供する、「よい」というのは、環境にやさしい、使いやすい、コストパフォーマンスがよいなど様々です。利益をあげて税金を多く払う、マネジメントが優れている、社会的貢献(環境、コンプライアンスはCSRに含まれます)に熱心、等々です。

おしゃるとおりだと思います。
三井商船、いすずは以外ですね。日立は、日本で唯一の巨大複合企業ですし世界に誇れる企業ですが。今の巨人中国は逆に頑張ってもらいたいと思っています。インドなんかもそうですね。
パナソニックも2009の経営方針は事業の選択と集中、イタコナの経費削減、海外戦略先はブリックスにベトナム、スズキは今年もインドをターゲットにしています。確かにグローバル企業は少ないかも知れませんね。私の株もそうゆう企業は少ないですね。最も銘柄のもち過ぎかも知れませんが。
色々ご指導ありがとうございました。
【2009/05/16 13:54】
えっ、株の話?
基本的にグローバルによい会社は買いでしょうが、ランキングはあくまでも参考です。では、後ほどパソコンの方に日本企業のランキングを送りますね。
asktaka URL 2009/05/16(Sat)19:35:51 編集
Re:えっ、株の話?
>asktka様
私が挙げた会社は、業種で日本でも有数の企業として挙げたので勿論持っている会社が多いですが盛っていない会社もあります。日本を代表する優良企業ですから。大丈夫ですよ。株は、個人責任で買うものですから。
【2009/05/16 19:57】
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
[227]  [226]  [225]  [224]  [223]  [222]  [221]  [220]  [219]  [218]  [217
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カウンター
最新コメント
[09/23 大町阿礼]
[04/17 aibiki]
[04/16 aibiki]
[04/15 aibiki]
[04/14 aibiki]
プロフィール
HN:
パパリン
性別:
男性
趣味:
なんでも収集
ブログ内検索
アクセス解析
パパリン日記 グッドカンパニー Produced by パパリン
黄昏 Designed by ブログテンプレート がりんぺいろ
忍者ブログ [PR]
free pictures