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両国の江戸東京博物館で126日まで開催中。

幕末から明治にかけて写真が広まります。写真師として上野彦馬、鵜飼玉川、下岡蓮杖、内田九一などの写真が展示されていきます。写真も浮世絵と同じで風景名所、肖像など構図は大体同じ。まだこの時代は報道写真などは?展示はされていない。

 

写真は貴重で明治初期の有名人が写っている写真は名刺大で桐箱に入っているものが展示、中期になり始めると今のサービス版、後期になると集合写真位の大きさの写真が展示。

 

その写真も面白いのは国貞の江戸名所百人美女シリーズにならい浅草に出来た凌雲閣でのイベントで新橋、日本橋、柳橋などの美人と言われる百人の写真を展示、そして誰が一番かと云った投票まで行われたようでその写真も展示しています。

 

浮世絵師も写真のような写実的な描写に苦心していきます。肉質画も当然リアルさを求めて描かれたりしています。


 

白黒の写真が色を付けるようになり写真油絵といった技術も出てきます。泥絵、ガラス絵、写真油絵など。最後は最近まで行われていた大相撲の優勝額は写真を引き伸ばし油絵具で描いていた白鵬の優勝額が展示。女性の絵師が描いていたが引退後現在はカラー写真。

 

浮世絵も沢山展示され満足の展示会でした。(写真は常設展は大OKですが企画展は写真はダメでチラシから載せてます。)

 

 

                  

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