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東京国立博物館には沢山のコーナーがあります。私はその内浮世絵のコーナーがメインで他はあまりゆっくり見て歩く事は少ない。友人とたまに行くと好みの違いが当然あり友人の方を優先してしまう。
浮世絵は珍しいね、きれいだね程度になり虫眼鏡で細かい所を見る事も出来ず、慌てて立ち去る事が多い。なるべく美術館には一人で行く事にしています。
2室 国宝室
月一回ペースで国宝の作品が変わる。一部屋に1点だけの展示でゆっくり見て欲しいとの事です。今月は雪舟等楊筆の「破墨山水図」
雪舟の所で修行していた弟子が雪舟に所望して雪舟自身が成立の経緯や絵画史観を書き、上段には6人の禅僧が詩文を賛じている作品。
日本の詩画軸において画家が此れほど主役を占める作品はないそうです。ボケピンですみません。
3室 宮廷の美術
このコーナーは平安から室町にかけての美術品の展示。
室町時代の重文の源氏物語「空蝉」にその図を扇に金などを使った豪華な扇。今回は源氏物語重文6点が展示。
5.6室 武士の装い
重文「紺糸威南蛮胴具足」徳川四天王のひとり榊原康政が関ケ原の戦い前後に徳川家康から拝領したもの。ヨーロッパの甲冑を模倣して作った南蛮胴。太刀は共に重文、細みの太刀。
7室 屏風と襖絵
「松梅群鶏図屏風」6曲1双 鶏と言えば伊藤若冲。この他に池大雅、狩野永祥の作品も。
8室 書画の展開
英一蝶の「富士山図」虎と言えば丸山応挙
洛中洛外図巻住吉具慶、白隠の「福神家訓」など
10室 江戸の装い(衣装)
このコーナーは浮世絵と一緒に展示されていて浮世絵の時代の衣装として展示されています。
とても立派な誰が着たのか小袖、産衣、そして立派な袱紗
18室 近代の美術
明治大正を中心とした絵画、彫刻、工芸品の展示コーナー。
松本楓湖の「牛若」
小林永濯の「美人愛猫」表装が変わっています。
浅井忠の水彩画が9点展示、国内、イタリア、フランスなどの作品。
原田直次郎のの「ドイツの少女」今村紫紅「高津宮浪花津」古事記から題材を取ったようです。
中村弘光の「霧(裸婦)」
まだまだ色々ありますが殆どが解らないものが多く本館だけでも真面目に見たら数時間は掛かる。この他に東洋館、法隆寺宝物館、黒田記念館(木・土のみ)などが620円の入場料で見られます。平成館は企画展専門で入場料は別。詳細はこのHPでご確認ください。各コーナーの青の文字をクリックすれば展示作品のリストが出ます。http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=hall&hid=12
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