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 渋谷区立松涛美術館で26日まで前期開催、後期は3月4日から19日まで入場無料。

 

奥の細道は有名な芭蕉の俳句の紀行文です。その足後を辿り白黒の版画で描いた今回の展覧会です。浮世絵の色ついた錦絵を見ている私には凄く新鮮で素晴らしかった。

 

作家は坂田燦さんと言う画家で熊本を中心に活動している方で80才、中学高校の美術教師を経て熊本県立美術館で副館長を経て現在も美術関係、個展を開催しているようです。

 

芭蕉は曽良を伴い46歳で元禄2年(1689)5月に深川を旅立ち10月4日に大垣に到着した150日間2400Kの旅をした。途中途中で有名な句を詠んでいる。

 

私の好きな句は立石寺の「しずかさや 岩にしみ入る 蝉の声」笑ってしまうのが封人の家での「蚤虱 馬の尿する 枕もと」此処へ悪天候の為三泊もしている。また平泉の金色堂の石段の白黒は川瀬巴水の絶筆の絵を思い出した。後期も楽しみです。

 

近くには鍋島松涛公園があり此処で一休み、元々は徳川紀州家下屋敷だったがその後鍋島家が購入、湧き水を利用した茶園を開いて松涛の名で御茶を売り出した。茶園廃止後は東京市に寄贈、現在は渋谷区に移管されている。高級住宅地の中で自然が一杯で今でも湧水が湧いていて散策路もある。

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渋谷区立松涛美術館!
パパリンさんどうも!

渋谷区立松涛美術館は、過去行きましたかね!
初めて登場したような!
パパリンさんは、地元だから、過去行ってる
と思いますが、このような自然が、渋谷に残って
いるとは、初めて知りました!
渋谷は、何回も行ってる所だけど、この美術館の
付近はまったく知りませんでした!

そして、白黒版画だけど、素晴らしかったようですね!
パパリンさんの文から、カラーの浮世絵と違った新しさが有った事が分かります!
aibiki 2017/03/02(Thu)19:13:31 編集
Re: 渋谷区立松涛美術館!
>aibiki様
おはようございます。
この美術館は昨年秋に行っています。「月」をテーマの展覧会を見に行きました。
道玄坂を登り切ったとこです。途中の左側には如何わしいホテルも残っていますがここら辺は今は高級住宅街です。

渋谷は駅前の谷底位が若い人が集まる施設が多いですが少し離れれば公園も沢山あり自然は残っています。今浮世絵ブームですが白黒の版画も新鮮で良いですね。私の友人も数人ですが版画を趣味にやっています。
【2017/03/03 09:31】
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