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0a55fd12.jpegJR桜木町駅からのランドマークタワーの後ろ側にある横浜美術館では「はじまりは国芳」展が来月14日まで開催中。

浮世絵師歌川国芳は80人を超える弟子を持ちその一門や画系がどう受け継がれて行ったかとという江戸末期から昭和初期までの日本画、油彩・水彩画、版画、刊行本などの作品、資料を通しての展覧会です。

国芳だけならもう何度も色々な美術館で見ていますので高い入場料を払ってまでと思いますが今回は、水野年方、鏑木清方、伊東深水等の作品を主軸にしているということでお邪魔。

前期、後期でダブリもありますが250点の作品展示。特に鏑木清方作品はかなり出ていて楽しめました。

また笑っちゃいましたのが国芳の田家茶話 六老之図の解説です。
江戸時代の農学者大蔵永常が全国で耳にした話を編集した教訓集。これは老いの特質を教訓としているそうです。

しわがよる、ほくろができる、勢いは縮む、頭ははげる、毛は白くなる。手はふるへ、足はよろつく、歯はぬける、耳は聞こえず、目はうとくなる。

身は古くなる、聞きたがる、淋しがる、でしゃばりたがる、世話をしたがる、又しても同じ話に子をほめる、達者自慢に人は嫌がる。言いえて妙で気をつけないと。

六本木の森美術館以来の国芳展ですが今回はコンセプトが違いますのでシリーズものは一部づつですが中々の迫力です。特に鏑木清方の日本画、五姓田芳柳、来月見行く川瀬巴水の版画は良かったです。
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写真はみなとみらい21の超高層の中の落ち着いた低層の近代的な横浜美術館、企画展以外にヨコハマコレクションとしてのカメラOKの常設展も見られます。写真発祥の1つである横浜ですので多くの写真があるようですが今回はパス。

帰りは大桟橋、赤レンガ倉庫、山下公園を通り、中華街へお土産を買いに。平日だと言うのに真っ直ぐ歩けない程の観光客、此処には不景気はないのだろうか。


結局、JRの駅で言えば桜木町 、関内、石川町と散策が出来ました。
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