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土浦城見学から友部駅で乗り換え笠間駅へ。水戸線は接続が悪く良かったか悪かったか30分位の待ち時間があり駅前の一軒の食堂だけ開いていて遅い昼食を戴く。
笠間駅は有名な笠間稲荷、日動美術館、笠間焼などで笠間城址へ行く人は全くいない。城には何もない。石垣程度である。しかし、この石垣が関東では珍しいのです。
駅から真っ直ぐな道を歩き、笠間稲荷神社と別れひたすら笠間城址公園(差白山)へ向かう。帰りには日動美術館でも見学しようと思いながらひたすら汗びっしょりなりながら歩く。
笠間城は承久元年(1219)笠間氏が築城した山城で笠間盆地の中央に聳え全山うっそうとした樹木に覆われています。遺構はほとんどなく空堀、土塁で関東では珍しい石垣が多く残っています。
山城と言っても182mですから軽く考えていました。駐車場から出てきた地元の人?と途中会い、せっかく遠くから来たのだから、なだらかな道でなく、昔の石段などが残っている所を案内してもらいました。その方は山の中で食事をするのが好きだそうです。
そこから別れ頂上を目指し、佐志能神社まで急な石段を登り何とか到着。もう途中の石段、石垣は東日本大震災で壊れ、崩れています。立ち入り禁止になっていましたが石段を登りました。佐志能神社は完全に崩れ、周りをブルーシートで覆われています。
塀として囲っていた多分天守の瓦を使った塀も崩れています。その神社裏には大きな石がたくさん積まれています。そこも何とか乗り越えここから先へ降りようとチャレンジ。
下に降りたら昔、舗装された道へ出てどっちへ行って良いのか解らないですが取り敢えず右に行く。上からは大きな石が木で一応止まっていますが一寸した揺れで落ちてくる心配があります。
まだ夕方前ですが空もだんだん曇り、周りが暗くなってきました。道には落ちた木かと思ったら蛇だったり、訳のわからない電気もないトンネルがあったり顔から蜘蛛の巣に絡んだりと中々下におりられません。
登ったのは20分位なのにもう1時間近くは歩いています。空も暗くなり集中豪雨も心配、中々降りられず、人もいない。ただ携帯が使用可能なのがちょっと安心
やっとこ栗林を超え下の車が走る道に出ましたが、手を挙げても車は止まらず、民家がないかまずとことこ歩く。あっても声をかけても出てくれない。ここでも30分以上歩きやっと民家から人が出てきたのでタクシーを呼んでもらった。
乗れば15分くらいで笠間の駅に到着。駅まで歩く元気もなくタクシーに待ってもらい途中の笠間稲荷神社参道でクルミ入りおいなりさんをお土産に。お稲荷さんは遠くから参拝したことに。
駅で汗ビッショリのシャツを替え、頭の蜘蛛の巣などを払い、顔を洗って帰宅の途に。予定より2時間以上遅れました。
どうもこの所自分で勝手に決めて思い込みで歩き無駄な散策になる。今回は雨が降らなかったので良かったが危なく遭難の危機でした。やはりパワースポット笠間城恐るべし。
この時のパンパンの足は未だ弁慶の泣き所、太ももなど押せば痛い。
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